■ フェスティバルの記録
第21回 昭和61年(1986)6月1日 武庫川学院甲子園会館
・リバーサイド・ランブラーズ(芦屋);平生舜一(co)、中山聖(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)、加藤龍吉(d)
・ディキシーランド・ルイス(金沢);清水洋(cl)、岩倉利忠(tb)、田上民盛(tp)、秋野義信(p)、岩倉健吉(bj)、門野良彦(b)、飯村幸治(d)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);植原盛樹(tp)、桔梗亮三(cl)、天水宏(tb)、小池浩平(p)、沖塩昌太(b)、寺尾寿紀(bj)、上田泰雄(d)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d,vo)、小林順(wb)、笠井義正(ts)
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京);大松沢晴美(tp)、清水幹雄(cl)、大橋俊弘(tb)、田中紀彦(p)、小野光征(bj)、根岸潤一郎(b)、飯田和行(d)
・スイング・ルーパーズ(神戸);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、菅沼一典(b)、上野山康一(d)、鍋島直昶(vib)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(v-tb)、岡田和也(p)、水田欽博(b,vo)、中村高明(d)、原田紀子(vo)
・キング・クレゾール・ジャズ・バンド(龍野);信原克哉(cl)、徳力隆春(co)、矢野秀睦(tb)、江藤嘉昭(bass sax)、信原岐栄(p)、出羽信行(bj)、杉山大典(tu)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、北浦康司(tp)、竹中保夫(tb)、山田洋一(tb)、宮崎信(cl)、山下義信(as)、尾崎喜康(p)、桑本栄太郎(bj)、榊原旺(g)、樋口俊哉(b)、佐々木秀成(b)、溝川裕次(d)、小浜淳一(d)
・ソネ・トリオ・プラス・アルファ(神戸);曽根辰夫(b)、川瀬健(p)、北村吉彦(d)、井手正雄(tb)、樽谷四郎(co)、滝川雅弘(cl)、アラン・ブリンクマン(ss) スペシャル・ゲスト;ブッチ・トンプソン(p)、ハル・スミス(d)、笠井義正(cl)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);樽谷四郎(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、大森重志(bj)、古屋敷喜六(d)、アラン・ブリンクマン(ss)
・ドリー・ベーカー(vo)
今回からフェスティバルにメイン・テーマが設けられた。今回はジェリー・ロール・モートンの生誕100年をうたって、彼の作品を演奏するという課題である。更にモートン派のピアノ、ブッチー・トンプソンとドラムスのハル・スミスがアメリカから参加、モートンゆかりの曲を演奏した。オーストラリアからアラン・ブリンクマンというソプラノ・サックスも参加している。東京からはドリー・ベーカーが飛び入りで歌っている。
写真15 「21TH ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」 (LP; Sam Records HLR-5629/30)
今回のバンド表彰はキング・クレゾール・ジャズ・バンドが受賞、曲は「Sidewalk Blues」だった。
第22回 昭和62年(1987)6月7日 武庫川学院甲子園会館
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);北浦康司(tp)、金子淳(tb)、山下義信(as)、尾崎喜康(p)、安井規之(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、宮崎信(cl)、尾崎喜康(p)、桑本栄太郎(bj)、榊原旺(g)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、小出芳明(d)
・リバーサイド・ランブラーズ(芦屋);平生舜一(co)、中山聖(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)、加藤龍吉(d)
・秋沢一とスイング・エース(西宮);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、隈田明宏(b)、上野山康一(d) ゲスト;北村英治(cl)
・伊藤隆文とザ・ビッグ・ディッパーズ(神戸);伊藤隆文(tp)、平木昭彦(tp)、大岡一郎(tb)、松本守(cl)、皆廻康一(p)、龍田季彦(bj)、池田寔彦(tu)、岸田英信(d)、石井順子(vo)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp,vo)、早房長隆(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d)、笠井義正(ss)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);桔梗亮三(cl)、植原盛樹(tp)、天水宏(tb)、小池浩平(p)、沖塩昌太(b)、寺尾寿紀(bj)、上田泰雄(d)
・ラルフ・サットン・オールスターズ;ラルフ・サットン(p)、北村英治(cl)、尾田悟(ts)、中野彰(tp)、水田欽博(b)、畑浩史(g)、木村陽一(d)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(v-tb)、福家菊雄(cl)、岡田和也(p)、畑浩史(g)、水田欽博(b)、北村吉彦(d)、原田紀子(vo)、
・ソネ・トリオ・プラス・アルファ(神戸);曽根辰夫(b)、川瀬健(p)、北村吉彦(d)、井手正雄(tb)、ゲスト;尾田悟(ts)
米国からラルフ・サットンを迎え、今年のメイン・テーマは「プレイズ・ファッツ・ウォラー」となった。サットンのサイドメンに末廣さんも苦労したようで、北村英治、尾田悟、仲野彰ら大物が選ばれている。初参加のニューオリンズ・レッド・ビーンズは、マホガニーホール・ストンパーズと同様、ラスカルズの後継バンドである。伊藤隆文とザ・ビッグ・ディッパーズは久しぶりの出演だ。
写真16 「22nd ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(LP; Sam Records HLR-5720/1)
ラルフ・サットンの演奏が「Honeysuckle Rose」1曲しか入っていないのが残念だ。せめてピアノ・ソロを加えてほしかった。 ゲストの北村英治は秋沢一とスイング・エースで、尾田悟はソネ・トリオ・プラス・アルファでゲスト演奏している。
今回のバンド表彰はロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンドが3度目の受賞、曲は「Nobodys Sweetheart」だった。
第23回 昭和63年(1988)6月5日 武庫川学院甲子園会館
・キング・クレゾール・ジャズ・バンド(龍野);信原克哉(cl)、江藤嘉昭(bass sax)、徳力隆春(co)、高本強(co)、矢野秀睦(tb)、信原岐栄(p)、杉山大典(tu)、出羽信行(bj)、久保田百合香(traps)
・秋沢一とスイング・エース(宝塚);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、隈田明宏(b)、上野山康一(d)
・ザ・ビッグ・ディッパーズ(神戸);伊藤隆文(tp)、平木昭彦(tp)、大岡一郎(tb)、松本守(cl)、皆廻康一(p)、龍田季彦(bj)、池田寔彦(tu)、真鍋士朗(b)、岸田英信(d)、石井順子(vo)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)、富田宗雪(vo)
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京);大松沢晴美(tp)、清水幹雄(cl)、大橋俊弘(tb)、田中紀彦(p)、小野光征(bj)、星野寿彦(bj)、中島信哉(b)、飯田和行(d)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、宮崎信(cl)、尾崎喜康(p)、榊原旺(g)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(v-tb)、岡田和也(p)、内田日出夫(g)、水田欽博(b)、中村高明(d)、原田紀子(vo)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);北浦康司(tp)、竹中保夫(tb)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、金子淳(tb)、尾崎喜康(p)、石野美恵子(p)、安井規之(bj)、桑本栄太郎(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);桔梗亮三(cl)、植原盛樹(tp)、天水宏(tb)、小池浩平(p)、寺尾寿紀(bj)、沖塩昌太(b)、坪田眞樹(d)
・森剣治とディキシーランド・カンパニー(名古屋);森剣治(cl)、海保安津雄(tp)、水野彰(tb)、鵜飼範雄(bj)、清水日名子(tu)、バンリュウ博明(d)
・リバーサイド・ランブラーズ(芦屋);平生舜一(co)、中山聖(tp)、廣田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)、加藤龍吉(d)
・五十嵐明要・秋満義孝とリズム、桔梗亮三、寺尾寿紀(東京、神戸、姫路);五十嵐明要(as)、秋満義孝(p)、曽根辰夫(b)、北村吉彦(d)、桔梗亮三(cl)、寺尾寿紀(bj)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d)
・Dr. Jon’s Medicine Show & Jazz Band (Oregon USA);Jon Balschweid(co)、Chuck Simonson(tb)、Bob Murphy(ss)、Dee Rickey(p)、Bob Tarrant(bj)、Manford Johnson(Tu)、Glenn Kock(d)、Deni Balschweid(vo)
五十嵐明要と秋満義孝が特別ゲストとして招かれている。米国からはオレゴン州のドクター・ジョンとメディスン・ショー・アンド・ジャズ・バンドというサンフランシスコ・スタイルのグループが参加している。これは竜野市信原病院の協力があったものと推測できる。今年のメイン・テーマは例年と違って、それぞれが目指すアイドルなり、尊敬するジャズメンに捧げるテーマを演奏することとなった。
写真17 ドクター・ジョンとメディスン・ショーのステージ 写真18 「23nd ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(LP; Sam Records SR-8824/5)
今回のバンド表彰は五十嵐明要、桔梗亮三とリズムが演奏する「Shine」だった。このアルバムの第4面(Side D)は、全曲ドクター・ジョンの演奏である。
第24回 平成元年(1989)6月11日 武庫川学院甲子園会館
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)、富田宗雪(vo)
・ハッピー・ハウス・ディキシーランダース(福岡);野見山博司(tp)、水谷茂行(tb)、豊原義紀(cl)、岡崎信一郎(bj)、大神寿(b)、森岡義昭(p)、諌山政義(d)
・キング・クレゾール・ジャズ・バンド(龍野);信原克哉(cl)、信原岐栄(p)、徳力隆春(co)、高本強(co)、矢野秀睦(tb)、江藤嘉昭(bass sax)、久保田百合香(traps)、杉山大典(tu)、堀江仁志(bj)、藤田美由紀(bj)、西原当裕(per)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、宮崎信(cl)、尾崎喜康(p)、榊原壮(g)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);北浦康司(tp)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、金子淳(tp)、尾崎喜康(p)、石野美恵子(p)、安井規之(bj)、桑本栄太郎(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京);大松沢晴美(tp)、清水幹雄(cl)、大橋俊弘(tb)、田中紀彦(p)、小野光征(bj)、星野寿彦(bj)、中島信哉(b)、飯田和行(d)
・ソネ・トリオ・プラス・アルファと秋満義孝、佐藤いより(東京、神戸);秋満義孝(p)、曽根辰夫(b)、北村吉彦(d)、江藤嘉昭(bass sax)、井出正雄(tb)、樽谷四郎(co)、桔梗亮三(cl)、佐藤いより(vo)
・森剣治とディキシーランド・カンパニー(名古屋);森剣治(cl)、海保安津雄(tp)、水野彰(tb)、鵜飼範雄(bj)、清水日名子(tu)、バンリュウ博明(d)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);桔梗亮三(cl)、中谷宣昭(tp)、天水宏(tb)、桔梗里佳(p)、小池浩平(p)、沖塩昌太(b)、寺尾寿紀(bj)、上田泰雄(d)
・秋沢一とスイング・エース(宝塚);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、鍋島直昶(vib)、隈田明宏(b)、上野山康一(d)
リバーサイド・ランブラーズ(芦屋);加藤龍吉(d)、平生舜一(co)、中山聖(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(tb)、岡田和也(p)、樋口俊哉(b)、中村高明(d)、原田紀子(vo)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、室浩司(d)
昨年に続き秋満義孝がゲストで招かれている。他にオーストラリアからR・ジェーンズとG・ウォルフォードの二人が参加、ニューオリンズ・ノウティーズと共演しているようだが、詳細はわからない。今年のメイン・テーマは、各バンドは必ず一曲はブルースを演奏すること、更に参加バンドのメンバー同士の交流として、一曲はジャムセッションが義務付けられた。
写真19 「24th ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(LP; Sam Records SR-5915/6)
今回のバンド表彰はリバーサイド・ランブラーズが受賞、曲は「Once In A While」で、この曲は40年代に同名のバラード曲があるが、これは20年代の佳曲である。今回のテーマがジャムセッションということで、上記のメンバーに他のバンドのミュージシャンが加わった演奏が含まれていて、レコードを聴いての解析が難しい。
第25回 平成2年(1990)6月3日 武庫川学院甲子園会館
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京1963年結成);大松沢晴美(tp)、横田昭夫(tb)、清水幹雄(cl)、田中紀彦(p)、小野光征(bj)、西谷晃男(b)、飯田和行(d)
・スペシャル・ゲスト(オーストラリア);ジェフ・ブル(tp,vo)、ジェフ・ホールデン(bj)、尾崎喜康(p)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪1961年結成);河合良一(cl)、高居俊裕(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d,vo)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪1987年結成);北浦康司(tp)、池本徳和(tp)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、尾崎喜康(p)、石野美恵子(p)、安井規之(bj)、桑本栄太郎(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸1983年結成);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、竹中保夫(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)
・リバーサイド・ランブラーズ(芦屋1975年結成);加藤龍吉(d)、平生舜一(co)、中山聖(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路1977年結成);桔梗亮三(cl)、中谷宣昭(tp)、古川仁(tb)、桔梗里佳(p)、小池浩平(p)、堀江仁志(bj)、沖塩昌太(b)、上田泰雄(d)
・キング・クレゾール・ジャズ・バンド(竜野1979年結成);信原克哉(cl)、徳力隆春(co)、池田公信(co)、高本強(co)、矢野秀睦(tb)、信原岐栄(p)、堀江仁志(bj)、杉山大典(tu)、西原当裕(per)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪1983年結成);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、小林昇治(cl)、尾崎喜康(p)、榊原壮(g)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・早稲田大学、関西学院大学OBオールスタージャム;大松沢晴美(tp)、平生舜一(co)、樽谷四郎(co)、福田恒民(tb)、武藤美佐江(tb)、金子淳(tb)、河合良一(cl)、福家菊雄(cl)、清水幹雄(cl)、安達智(p)、小野光征(bj)、川合純一(bj)、鈴木敏夫(b)、木村陽一(d)
・ブリスター・ブラス・バンド;金子淳(tb)、武藤美佐江(tb)、曽我清隆(tp)、北浦康司(tp)、佐桐凡(tp)、北川和也(ts)、永谷正嗣(as)、安在太郎(cl)、田中泰博(bj)、中島展也(tu)、小林武彦(bs-d)、平田智子(sn-d)
今回は25回目の記念すべきイベントである。オーストラリアからジェフ・ブルとバンジョーのジェフ・ホールデンが招かれた。早稲田大学と関西学院大学OBによるジャムセッションも特別企画であろう。今回のバンド表彰はロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンドが4度目の受賞、曲は「Thank you and Goodbye Mr. Wild Bill Davison」だった。この演奏は昨年(1989)11月に亡くなったワイルド・ビル・デヴィソンに捧げた作品である。
写真20 「25th ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(CD; Sam Records SRD-9005)
第25回を記念し、プロデューサー末廣光夫氏のコメントを紹介する。
25回を重ねた“全日本ディキシーランド・ジャズ・フェスティバル”
1950年代といえば、モダン・ジャズの全盛期というだけでなく、あらゆるジャズが集大成されていた、いわばジャズの黄金時代とみてもいいだうう。日本でもこの時代にジャズが市民権を得たことも思いだされる。これには当時のマスコミの力も大きかっただろうが、関西にあっては音楽の鑑賞団体の「労音」という組織の貢献度は計り知れないものがあつた。当時の一流ジャズメンたちは、この「労音」のコンサートのために毎月のように顔をみせていたし、プログラムの内容もほかより遥かに充実したものがあった。また、この組織のお陰で、初めてニューオリンスの本場のジャズを聴くことができたことも忘れられない。このジョージ・ルイスのオールスターズが1ヶ月ちかく大阪に滞在していた間に、親子以上に親密になったのがニューオリンズ・ラスカルズのメンバーたちだった。このことが契機になって、1966年の夏にジョージ・ルイスの招きで渡米するという話まで進展した。このニューオリンズ・ラスカルズのアメリカ武者修業には、私も同行を許されたのは幸いだつた。そこで渡米を前に考えた。アメリカに行けば恐らく「日本のディキシーランド・ジャズの現状は?」と聞かれるにちがいない。それに応えるものをと考えたのがこの「全日本ディキシーランド・ジャズ・フェスティバル」の始まりだった。
もともと関西には元プロのプレイヤーとかアマチュア、学生のディキシー・グループが群雄割拠して、それぞれ自由に演奏を楽しんでいたし、また、それを支えていたジャズ・クラブもあつたことで、企画から実行までスムーズに運ぶことができた。それに場所も関西ならではの、芦屋のリソート地でスタートできたのは幸いだつた。
ピクニック気分でジャズが楽しめるというのは私の理想だつたが、日本の天候の事情で何度か雨に悩まされた。天候のせいで赤字をだしたのでは永続きしない。そこで街のデパートにスポンサーになつてもらい、そこの屋上に会場を移したのは、一つにはより多くの人にディキシーランド・ジャズを聴いてもらいたかったのも理由としてあげられる。また「神戸まつり」と並行して開催したことも成功だった。
そして、策11回を機に神戸のオリエンタル・ホテルに会場を移したのは、ファンの年齢層が高まったことで女性ファンに着飾つて参加してもらうよう計ってみたまでであつた。また、ファンがライブ・レコードを望むようになつたことで、屋内に会場を移さなければならない事情からだった。日本のレコード・メーカーがディキシーのレコード制作に乗り気をしめさないこともあつて、このフェスティバルのライブ・レコードは今も続けられている。この評判は国内はもとより海外でも高い。
第15回を数えるようになって、行政がその実績を認めてくれるようになったのを機会に、兵庫県の斡旋で現在の武庫川学院に会場を移した。ここは、かつての帝国ホテルの設計に似た由緒ある建物と緑に囲まれた庭園が美しいところだ。定例としている6月の第一日曜日の頃は、ルイジアナ州の州花として知られているマグノリアの花が咲きそろい、その風情はまさにディキシーに最高の気分を味わせてくれる。加えてここに会場を移してから、今年で10年間一度も雨にたたられていないというから不思議。お陰でホールの中でのジャズと庭圏でのジャズ・ピクニックと同時に楽しませてくれている。
いま関西のディキシー・ファンは、初夏の「全日本ディキシーランド・ジャス・フェスティバル」と、毎年秋10月の「神戸ジャズ・ストリート」を楽しみにして欠かさず参加してくれている。そのファンの熱心さと質の高さはちよっと他ではみられない、外国でいうならばオーストラリア的とみているのは私だけだろうか。
プロデューサー 末広 光夫(ライブ・アルバム、ライナーノーツより)
写真21 武庫川学院甲子園会館ジャズ・ピクニック
第26回 平成3年(1991)6月9日 武庫川学院甲子園会館
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);桔梗亮三(cl)、中谷宣昭(tp)、古川仁(tb)、桔梗里佳(p,wb)、小池浩平(p)、寺尾寿記(bj)、沖塩昌太(b)、上田泰雄(d)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);池本徳和(co)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、石野美恵子(p)、安井規之(bj)、桑本栄太郎(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・秋沢一とスイング・エース(西宮);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、隈田明宏(b)、上野山康一(d)
・秋満義孝とゲストたち;秋満義孝(p)、水田欽博(b)、藤田洋(d)、五十嵐明要(as)、福家菊雄(cl)、キャンディ浅田(vo)
・ハッピー・ハウス・ディキシーランダース(福岡);野見山博司(tp)、水谷茂行(tb)、豊原義紀(cl)、岡崎信一郎(bj)、大神寿(b)、森岡義昭(p)、諌山政義(d)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、小林昇治(cl)、尾崎喜康(p)、榊原壮(g)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・春待ちファミリー・バンド(神戸);沢村重春(kazoo)、勝木徹芳(bj)、神田修作(b)、野村あき(g)、秋本たかし(cl)、尾西謙一郎(wb)、井山明典(p)、中川みつお(jug)、小谷真司(g)、田辺しんじ(g)
・キャナル・ストリート・ジャズ・バンド(東京);永谷正嗣(ts)、飯窪敏彦(tp)、早房長隆(tb)、遠藤淳(p)、石田亘(bj)、伊藤譲一(b)、平田智子(d)
・リバーサイド・ランブラーズ(芦屋);加藤龍吉(d)、平生舜一(co)、中山聖(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)
・森剣治とディキシーランド・カンパニー(名古屋);森剣治(cl)、海保安津雄(tp)、水野彰(tb)、鵜飼範雄(bj)、清水日名子(tu)、滝周二郎(d)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(tb)、岡田和也(p)、長江敏郎(b)、水田欽博(b)、中山聖(tp)、中村高明(d)、原田紀子(vo)、福家菊雄(cl)
・キング・クレゾール・ジャズ・バンド(龍野);信原克哉(cl)、信原岐栄(p)、徳力隆春(co)、高本強(co)、矢野秀睦(tb)、江藤嘉昭(bass sax)、久保田百合香(traps)、高橋和弘(tu)、堀江仁志(bj)、藤田美由紀(bj)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、竹中保夫(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)
海外からの招聘はなく、秋満義孝、五十嵐明要、キャンディ浅田さんらがゲスト出演している。春待ちファミリー・バンドというジャグ・バンドが初参加、以降関西で人気グループになった。東京からキャナル・ストリート・ジャズ・バンドが参加している。
写真22 「26th ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(CD; Sam Records R-0323D/4D)
今回のバンド表彰はキャッスル・ジャズ・バンドが受賞、曲は「Putting On The Ritz」だった。表彰制度もこれが最後になった。
第27回 平成4年(1992)6月7日 武庫川学院甲子園会館
・リバーサイド・ランブラーズ(豊中);加藤龍吉(d)、平生舜一(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj,vo)、鈴木敏夫(b)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);池本徳和(tp)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、石野美恵子(p)、安井則之(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)
・ハッピー・ハウス・ディキシーランダース(福岡);野見山博司(co)、水谷茂之(tb)、豊原義紀(cl)、岡崎信一郎(bj)、大神寿(b)、諌山政義(d)
・秋沢一とスイング・エース(宝塚);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、隈田明宏(b)、上野山康一(d)、トム・ベーカー(ts)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路);桔梗亮三(cl)、中谷宣昭(co)、植原盛樹(co)、古川仁(tb)、桔梗里佳(p,wb)、小池浩平(p)、寺尾寿記(bj)、沖塩昌太(b)、坪田真樹(d)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(tb)、中山聖(co)、岡田和也(p)、長江敏郎(b)、中村高明(d)、原田紀子(vo)
・春待ちファミリー・バンド(神戸);沢村重春(kazoo)、勝木徹芳(bj)、神田修作(b)、野村あき(g)、秋本たかし(cl,vo)、小谷真司(mandolin)、井山明典(accordion)、中川みつお(wb)
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京);大松沢晴美(tp)、横田昭夫(tb)、小柳寅彦(cl)、当麻紀子(p)、小野光征(bj)、西谷晃男(b)、中川勝右(d)、トム・シャープスティーン(cl)
・森剣治とディキシーランド・カンパニー(名古屋);森剣治(cl)、海保安津雄(tp)、水野彰(tb)、鵜飼範雄(bj)、山下弘治(b)、滝周二郎(d)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、小林昇治(cl)、尾崎喜康(p)、榊原壮(bj)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d,vo)、トム・シャープスティーン(cl)、トム・ベーカー(ts,tb,vo)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj)、樽谷四郎(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)、トム・ベーカー(ts,tp,vo)
アメリカからトム・シャープスティーン、オーストラリアからトム・ベーカーが参加している。今回が武庫川学院での最終回となった。
写真23 「27th ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」 (CD; Sam Records R-0408D/9D)
トム・シャープスティーンはニューオリンズ・ノウティーズ、ニューオリンズ・ラスカルズ、トム・ベーカーはラスカルズ、秋沢一とスイング・エース、ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンドと共演している。
第28回 平成5年(1993)6月6日 神戸総合運動公園・屋外水上ステージ
今年28回目を数える全日本ディキシーランド・ジャズ・フェスティバルは、最初、芦屋の奥地遊園地の野外ステージ、次いで、神戸そごうの屋上ステージ、神戸オリエンタル・ホテル、そして一度だけ東京ヤクルト・ホールに移って、13年前の第15回から武庫川学院甲子園会館と、たびたびロケーションを変えて続けてきました。
さて、今年はアーバンリゾートフェア神戸’93ということもあって、13年ぶりに神戸にやってきました。緑いっばいの総合運動公園、この野外水上ステージとテニス・コートでもハッピーなジャズが響きわたります。それに今年は神戸にジャズが誕生して70周年。その記念にふさわしいフェスティパルになることでしょう。
プロデューサー 末広光夫
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸);大森重志(bj,g)、樽谷四郎(tp)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、菅沼一典(b)、田中千秋(d)
・春待ちファミリー・バンド(神戸);沢村重春(kazoo)、勝木徹芳(bj)、神田修作(b)、野村あき(g)、秋本たかし(cl)、井山明典(accordion)、中川みつお(wb)、小谷真司(mandolin)
・サザ−ン・ホスピタリティ・ストンパーズ(大阪);松永忠軌(tp)、山辺秀幸(as)、保田貴秀(cl)、清水章子(p)、倉田秀美(bj)、中山茂樹(b)、永田充康(d)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪);池本徳和(co)、山下義信(as)、山田洋一(tb)、石野美恵子(p)、安井則之(bj)、佐々木秀成(b)、小浜淳一(d)、トム・ベーカー(tp)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪);亀野徹(tb)、中山聖(tp)、岡田和也(p)、長江敏郎(b)、中村高明(d)、原田紀子(vo)
・秋沢一とスイング・エース(宝塚);秋沢一(cl)、安達智(p)、内田日出夫(g)、隈田明宏(b)、上野山康一(d)、トム・ベーカー(ts)
・ディキシーランド・ハートウォーマーズ(豊中);加藤龍吉(d)、平生舜一(co)、広田稔(tb)、渡辺朗(cl)、日下義彦(p)、大森重志(bj)、鈴木敏夫(b)
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京);大松沢晴美(tp)、横田昭夫(tb)、小柳寅彦(cl)、遠藤純(p)、小野光征(bj)、西谷晃男(b)、中川勝右(d)
・ハッピー・ハウス・ディキシーランダース(福岡);野見山博司(co)、水谷茂之(tb)、豊原義紀(cl)、岡崎信一郎(bj)、大神寿(b)、諌山政義(d)
・キャナル・ストリート・ジャズ・バンド(東京);永谷正嗣(ts)、飯窪敏彦(tp)、棚橋弓子(tb)、当麻典子(p)、石田亘(bj)、伊藤譲一(b)、平田智子(d)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪);河合良一(cl)、志賀奎太郎(tp)、福田恒民(tb)、尾崎喜康(p)、川合純一(bj)、石田信雄(b)、木村陽一(d,vo)、トム・ベーカー(tp)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪);高居俊裕(tp)、竹中保夫(tb)、小林昇治(cl)、尾崎喜康(p)、榊原壮(bj)、樋口俊哉(b)、室浩司(d)
・秋満義孝&オールスターズ;秋満義孝(p)、原田靖(tb)、花岡詠二(cl)、光井章夫(tp)、水田欽博(b)、藤田洋(d)、トム・ベーカー(tp,ts)
写真24 神戸総合運動公園のステージ
昨年に続きトム・ベーカー、国内では秋満義孝、原田靖、花岡詠二、光井章夫がゲスト参加している。リバーサイド・ランブラーズは発足から通算すると今年が40年ということで、初心に戻ってディキシーランド・ハートウォーマーズを名乗っている。常連のキャッスル・ジャズ・バンドは米国フェニックスへ演奏旅行のため参加していない。
写真25 「28th ALL JAPAN DIXIELAND JAZZ FESTIVAL」(CD; Sam Records R-0520D/21D)
ライブ・アルバムの製作はこれが最後と思われる。
第29回 平成6年(1994)7月30日、31日 神戸ベイ・シェラトン
・ニューオリンズ・ノウティーズ(東京)、キャナル・ストリート・ジャズ・バンド(東京)
・ニューオリンズ・ラスカルズ(大阪)
・フラット・ファイブ&原田紀子(大阪)
・マホガニーホール・ストンパーズ(大阪)
・ニューオリンズ・レッド・ビーンズ(大阪)
・サザーン・ホスピタリティ・ストンパーズ(大阪)
・ディキシーランド・ハートウォーマーズ(豊中)
・秋沢一とスイング・エース(宝塚)
・ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド(神戸)
・ザ・ビッグ・ディッパーズ(神戸)
・春待ちファミリー・バンド(神戸)
・キャッスル・ジャズ・バンド(姫路)
・ハッピーハウス・ディキシーランダース(福岡)
・ナガサキ・ホットショッツ(長崎)
・オール・ジャパン・スイング&ディキシー・バンド(全日本);北村英治(cl)、秋満義孝(p)、尾田悟(ts)、清水満紀夫(as)、片岡学(tp)、原田靖(tb)、寺井豊(g)、鍋島直てる(vib)、水田欽博(b)、北村吉彦(d)、細川綾子(vo)、キャンディ浅田(vo)
・スペシャル・ゲスト;トム・ベーカー(co,tb,ts,vo/オーストラリア)、ポール・ファーニス(as,cl/オーストラリア)、チャーリー田川(bj/米国)
・ヤラ・ヤラ・ジャズ・バンド(オーストラリア)
・ホット・アンティーク・ジャズ・バンド(フランス)
会場が神戸総合運動公園から六甲アイランドのリッチなホテル「神戸ベイ・シェラトン」に変わった。今迄は毎年6月初めの開催であったが、7月の終わり土・日2日間のサマー・フェスティバルになった。加えて土曜夜のはジャズ・ナイトと今迄に一番の大規模なイベントである。末廣さんのロスアンジェルス・クラシック・ジャズ・フェスティバルをイメージしたプロデュースと推測できる。
長崎のナガサキ・ホットショッツが初参加、オーストラリアからヤラ・ヤラ・ジャズ・バンド、フランスからホット・アンティーク・ジャズ・バンドが駆け付け、オール・ジャパン・バンドのメンバーも豪華である。レコードがないのが残念だ。
写真26 神戸ベイ・シェラトン全景
●平成7年(1995)は、阪神淡路大震災(1月17日)によって中止になった。
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